私達が学校で習うのは、アルファベットの「名前name」です。
abc「エー、ビー、シー…」です。
しかし、アルファベットには、もう一つ「音sound」があります。
abcは、「ア、ブ、ク…」と読みます。
残念ながら、これを日本では教えていない学校が殆どです。
英語を話すときには、この「音」が大変重要で、母音と子音を併せて、約40個ほどあります。
この「音」には、つづりとセットになったルールがあります。
これが「フォニックス」と呼ばれるものです。
英語を母国語とする国では、幼稚園から小学校1,2年生のころに学びます。日本人が「あいうえお」とひらがなの書き方、読み方を学ぶのと同じような感じです。
「フォニックス」を学ぶのは、英単語を読み解く「暗号」を学ぶような感覚です。単語に隠された暗号がわかることで、知らない単語でも7割くらい読めるようになります。
あとの3割は、不規則なつづりです。英語圏の子供達は、日常的に使う頻度の高い単語は、「サイトワード」と言って、フォニックスとは別に覚えています。